大人になった今だからこそ、
矯正治療を受ける多くの
メリットがある
矯正治療は子供が受けるものというイメージを持たれがちですが、実際は歯が存在している歯槽骨がしっかりしていれば何歳でも矯正することが可能です。
近年ではマウスピース矯正の発達により、大人の方の矯正治療が増えました。
大人になってから矯正治療を行うメリットは、自分自身が希望した治療なので、モチベーションが高く保てることにあります。経済的・時間的な余裕ができたという理由で矯正を始められる方も、少なくありません。
大人の矯正では、ライフスタイルに合わせて治療方法を選択できます。なるべく目立たないように治療を進めたいとか、通院頻度を少なくしたいとかいったこともある程度可能です。ご自身が持つ「美しさ」のイメージに近づく方法の一つとして、ぜひ矯正治療をご検討ください。
矯正治療の方法
マウスピース型矯正装置
マウスピース矯正として世界的シェアを誇る透明な矯正装置「インビザライン」を導入しています。コンピューター上でドクターが治療計画を立て、マウスピースを交換しながら、歯を0.25mmずつ動かしていくシステムです。治療の前にどのように歯が動いていくかなどのシミュレーションも立てられるため、イメージしやすいのも特徴です。
インビザラインによる矯正治療も2008年に導入して15年以上の経験を持つ医師が担当しております。マウスピースの特性を熟知しているため、インビザラインの特性を活かした幅広い症例に対応しています。目立たない
ブラケット・ワイヤーワイヤー矯正を行う大きなメリットは、外科処置を伴う矯正を含む、ほぼ全ての症例に適用できる点です。
ワイヤー矯正のデメリットである装置が目立つという問題を解決する手段として、白いワイヤーと透明なクリアブラケットを用いることもできます。
従来のワイヤーやブラケットは金属色がやや目立つため、お仕事の関係や見た目へのこだわりを理由として、ご選択いただけないケースがありました。
見た目を配慮した装置を用いることで、より多くの方にワイヤー矯正をお選びいただけるようにしています。
大人の矯正治療の流れ
初診カウンセリング
初めに、患者さまのお悩みや矯正治療に対するご希望などをお伺いいたします。そこから噛み合わせの状態を確認し、その方に合う矯正装置のご案内、おおよその治療期間や費用感、お支払方法、メリットデメリットなどについて丁寧にご説明します。
説明に際し、不安に思うことや疑問点があれば、遠慮なくご質問ください。精密検査・診断
口腔内写真と顔貌写真、レントゲン装置による撮影を行い、歯や骨の状態をより詳細に調べます。また歯型を採り模型とすることでさらに詳しく診断致します。なお、虫歯や重篤な歯周病を発見した場合、そちらの治療を優先いたします。
親知らずを抜く必要があると診断した場合には、矯正治療の診断後にまず抜歯を行い、患部の状態が安定してから矯正治療を開始します。ワイヤー治療
ワイヤー治療の方はすぐに治療が開始されます。歯を動かすための各装置を歯に接着しワイヤーにて移動を開始します。月に一度、ワイヤーの調整が必要です。
治療中は歯が磨けているかを毎回チェックし指導します。また顎間ゴムを使用する場合には、患者様のご協力が必要になります。使用状況によっては、治療結果に差が生じるので注意が必要です。 おおよそ2年〜3年で動的治療が終了します。インビザライン治療
- 01
精密印象採得
インビザラインによる治療の方は診断後に精密印象採得を行います。採取したデータは、米国にあるアライン・テクノロジー社に送られます。
- 02
シミュレーションの作成・説明
歯型のデータと口腔内写真を基に、インビザライン矯正治療計画の基盤となる3Dシミュレーションが作成されます。そのデータは再度当院に送信され、治療計画をドクターが立案します。
- 03
マウスピースを発注
ドクターがシミュレーションに同意したのち、アライン・テクノロジー社にマウスピースの発注依頼をかけます。マウスピースが届くまで、1カ月~1カ月半かかります。
- 04
矯正治療開始
マウスピースが届いたら患者さまにご来院いただきます。マウスピースを使って、装着や取り外しの練習、使用する上での注意事項などをご説明いたします。またアタッチメントの装着や歯の大きさを調整するIPRなどを行います。マウスピースは、2週間ごとにご自身で次のものに付け替えていただきます。
その後は、歯が治療計画通りに動いているかを確認するために、4週〜8週に1回の頻度で定期通院していただきます。 - 05
経過観察
マウスピースと歯が適合しているか、装着時間がきちんと守られているか、虫歯や歯周病ができていないかなどをチェックし、可能な限りトラブルがないように治療を進めていきます。また顎間ゴムを使用する場合には、患者様のご協力が必要不可欠です。使用状況によっては治療結果に差が生じるので注意が必要です。
- 01
保定期間
歯を動かす治療を終えたら、歯の後戻りを防ぐために保定装置(リテーナー)を使用する保定期間に入ります。保定は歯の動的治療と同じ期間取り組む必要があります。使用時間が守られないと歯は後戻りを起こし、ズレや空隙が再度生じる可能性があります。
終了・定期メンテナンス
保定期間が終わったら、全ての矯正治療の工程が終了します。治療後も定期的に歯のメンテナンスを受けに来ることで、歯並びや噛み合わせが良い状態で維持できているかを確認し、悪化の兆候があれば、迅速な対処が可能になります。
理想のお口を維持するためにも、ぜひ定期メンテナンスをご活用ください。
矯正歯科治療の一般的な
治療期間と通院回数について一般的な矯正治療では、歯を動かしている期間は、大体1か月に1度の通院となり、2年から2年半の期間を要します。よって通院回数はおおよそ24回から30回となります。その後保定観察期間として3~4か月に1度の間隔で2年間ほど歯列が保たれているか診察させて頂きます。
保定観察期間の通院回数はおおよそ6回から8回となります。薬機法において承認されて
いない医療機器について完成物薬機法対象外(薬機法未承認)の矯正歯科装置(医薬品)であり、承認医薬品を対象とする医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
当院では舌側ワイヤー矯正は取り扱っておりません。