大人も子どもも
歯並びが良いことで
得られるメリットは
たくさんあります
矯正治療を始めるきっかけとして「歯並びの悪さが目立つのを気にして」という方が多いかもしれません。確かに矯正で歯並びを整えることはできますが、実はそれ以上にたくさんのメリットがあることをご存じでしょうか?
虫歯・歯周病の予防
胃の負担を軽減
顎関節症の予防
発音がハッキリとしやすい
歯の欠け・割れのリスクを抑える
口臭予防
このように、悪くなった歯並びや噛み合わせを放置せず治療することには、多くの利点が存在します。矯正治療を始めるのに、年齢は関係ありません。最初は「口元の見た目が気になる」という理由からでも、歯を長く使い続ける予防にもつながる矯正治療であるということを知っていただければと思います。
矯正歯科を専門とする歯科医師が治療を行う意義とは?
矯正治療を担当しているのは、日本矯正歯科学会認定医の資格をもつ歯科医師です。東京医科歯科大学と大学院を卒業し、大学病院にて助教として活躍していた矯正治療歴25年の歯学博士が、長い年月を経て培ってきた知識と技術を活かして、患者さまに向き合った治療を行っています。専門とか認定医と聞くと、「なんとなく一般的な歯科医師よりもレベルの高い」イメージを持っているかもしれません。しかし、具体的に何が良いのかをご存じでしょうか?
矯正歯科を専門とする歯科医師とは、大学を卒業し歯科医師国家試験合格後にさらに矯正学を学ぶためのコースに進み、3年間以上専門的な知識と腕を磨いてきている歯科医師です。
噛み合わせや顎の骨の状態なども考慮して口腔状態を的確に診断し、患者さまのお口の状態やニーズに合った治療計画が立てられます。また、矯正治療には年単位の治療期間が必要ですが、その進行状況を定期的に評価し、必要に応じて適切に計画を調節できるのも、矯正を専門にする歯科医師だからこそできることです。
当院の矯正治療担当医は、ワイヤー矯正はもちろんマウスピース矯正の技術も持っており、2つの治療方法の特性を活かして多岐にわたる症例に対応できます。それは、長きにわたって矯正治療に携わり、多くの患者を診ており、25年以上の実績を伴うためです。
「矯正治療を受けたいけれど、どの歯科医院がきちんとした技術を持って治療を行っているのかが分からない」といったお悩みを持つ方には、歯科医院選びをする指標の一つとして、ドクターの略歴や学会資格の有無をご確認いただければと思います。
SYMPTOMS 矯正が必要な症状
TEXTTEXTTEXT 出っ歯・
上顎前突(じょうがくぜんとつ)出っ歯は上の前歯が下の前歯よりも過度に前方へ突き出している不正咬合
原因骨格的な遺伝性ケース
指しゃぶりや爪噛み、下唇を噛むなどの習癖
前歯の生え方の問題
下顎の成長が不十分だった
舌が短く、上顎に十分な成長刺激が与えられなかった
口呼吸
デメリット顎顔面の歪み
前歯をぶつけて怪我しやすい
発音障害の原因になる
食べ物をうまく噛めない・飲み込めない
肩こり・腰痛・頭痛・胃もたれ
見た目へのコンプレックス
TEXTTEXTTEXT 受け口・
反対咬合(はんたいこうごう)下顎が前に出ており、下の前歯が上の前歯より前に出ている不正咬合のこと
原因骨格的遺伝性ケース
上顎の発達が弱い
下顎過成長
前歯の生え方
舌小帯が短いまたは強直
舌で下の前歯を押している
デメリット発音障害(特にサ行とタ行)
食べ物をうまく噛めない・飲み込めない
顎顔面の歪み
見た目へのコンプレックス
TEXTTEXTTEXT 叢生(そうせい)・乱ぐい歯
・八重歯顎が小さいために永久歯が並ぶのに必要なスペースがなく、歯が前後に重なり合ってデコボコに並んでいる不正咬合です。
原因遺伝的要因
指しゃぶりやおしゃぶりをする期間が長い
柔らかいものばかり食べる
永久歯の生え変わりがスムーズでなかった
口呼吸
デメリット虫歯・歯周病のリスクが高い
顎関節症の原因になる
食べ物をうまく噛めない・飲み込めない
口腔ケアが難しい
見た目へのコンプレックス
鼻詰まりからの口呼吸
TEXTTEXTTEXT 空隙歯列・すきっ歯
・正中離開(せいちゅうりかい)歯と歯に隙間が空いてしまっている不正咬合です。
原因歯が小さい
生まれつき歯の本数が少ない
過剰歯が永久歯の成長を阻害している
上唇小帯(じょうしんしょうたい)付着位置の問題
噛み合わせが深い
デメリット歯と歯の間に食べかすが詰まりやすい
食べ物を噛みにくい
発音障害(特にサ行)
見た目へのコンプレックス
TEXTTEXTTEXT 開咬・オープンバイト
上下の前歯が噛み合わず、開いてしまっている不正咬合です。
原因骨格遺伝性的なケース
舌を前に突き出す癖がある
長期間の指しゃぶり・おしゃぶりの使用
口呼吸
デメリット虫歯・歯周病のリスク
肩こり・腰痛・頭痛・胃もたれ
食べ物をうまく噛みきれない
見た目へのコンプレックス
顎関節症の原因になる
発音障害
歯を失うリスク
口呼吸